日本各地で育てられる個性豊かないちごたち。
産地・旬・味わい・食べ方まで、全部まるごと解説します。
🌟 今月の注目品種
「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字から命名された福岡が誇る最高級いちご。 糖度が高く、果汁が豊富で、食べ応えも抜群。 スイーツ業界でも絶大な人気を誇る、いちごの王様です。
あまおう
Amaou
赤い・丸い・大きい・うまいの頭文字。糖度は平均13〜14度。果汁が多く、濃厚な甘さが特徴。スイーツ用途でも絶大な人気。
とちおとめ
Tochiotome
国内出荷量トップを誇る定番品種。甘みと酸味のバランスが絶妙で、生食はもちろんジャムや加工用にも人気。日持ちも良い。
スカイベリー
Skyberry
とちおとめの後継として栃木県が開発した高級ブランドいちご。空(スカイ)に届くほど大きく、美しい円錐形が特徴。
紅ほっぺ
Benihoppe
果肉まで赤く染まる美しさが名前の由来。甘みと酸味がしっかりあり、加熱しても風味が飛びにくいためスイーツ加工に最適。
さがほのか
Sagahonoka
佐賀県が開発した大粒品種。糖度と酸度のバランスが良く、柔らかな食感が持ち味。「ほのか」な甘さと香りが特徴的。
ひのしずく
Hinoshizuku
熊本が誇る大粒ブランドいちご。「火の国の雫」と名付けられた通り、一粒に凝縮された濃厚な甘みが特徴。贈り物にも最適。
章姫
Akihime
酸味が少なくやさしい甘さが特徴の静岡生まれの品種。柔らかい果肉と長い円錐形のシルエットが美しい。お子様にも人気。
もういっこ
Mouikko
「もう一個食べたい!」という気持ちを名前にした宮城県産品種。程よい酸味と甘さで口に入れた途端にまた手が伸びる魔法のいちご。
かおりの
Kaorino
その名の通り、高い香気成分を含む芳醇な香りが際立つ品種。食べる前から漂う甘い香りは一度体験したら忘れられない。
すずあかね
Suzuakane
数少ない「夏に穫れるいちご」の代表格とされる四季成り性品種。冬いちごが姿を消す夏〜秋のケーキやスイーツを陰で支える存在。酸味がしっかりしていて、加熱やクリーム合わせで真価を発揮する。
とちあいか
Tochiaika
とちおとめに代わる栃木の新しい主力として育成された品種。酸味が少なく糖度が高いので、いちごが得意でない人でも食べやすい。縦に切るとハート形になりやすいのも人気の理由。大玉で見栄えも良い。
よつぼし
Yotsuboshi
三重・香川・千葉と農研機構が共同開発した品種。多くのいちごが苗(子株)で増やすのに対し、こちらは種子から育てられる珍しいタイプ。「うまい・美しい・香りがよい・栽培しやすい」の四つ星が名前の由来といわれる。糖度が高くバランスも良い。
淡雪
Awayuki
果皮が淡いピンク〜白に色づく、いわゆる「白いちご」の一種。さがほのか系から生まれたとされ、酸味がおだやかで上品な甘さが特徴。希少で贈答用として人気。赤いいちごと詰め合わせると紅白で華やかになる。
ゆめのか
Yumenoka
愛知県が育成した品種で、「夢がかなうように」という願いが名前に込められている。甘み・酸味・食感のバランスが良く、果肉がしっかりして日持ちする。長崎などでも栽培され、生食から製菓まで扱いやすい優等生タイプ。
きらぴ香
Kirapika
章姫と紅ほっぺを親に持つとされる静岡生まれの品種。名前は「きらきら」「ぴかぴか」と香りに由来するといわれ、その通り果皮のつやが美しい。酸味がおだやかで、口に入れたときのなめらかな食感が持ち味。
恋みのり
Koiminori
農研機構が育成し、九州を中心に広がっている品種。形のそろった円錐形の大玉で、果肉がしっかりしているため輸送に強い。酸味が控えめでやさしい甘さ。作り手にとって育てやすい点も評価されている。
あすかルビー
Asuka Ruby
奈良県で育成された、県を代表するいちご。名前は古都・飛鳥と、宝石のルビーのような濃い赤色に由来するといわれる。大玉で果汁が多く、甘みと酸味のバランスが良い。奈良県内での栽培が中心で、県外ではあまり出回らない。
いちごさん
Ichigosan
佐賀県が長年かけて育成し、2018年にデビューした新しい主力品種。名前は公募で選ばれた。透明感のある鮮やかな赤色と、みずみずしい果汁が特徴。酸味は控えめで、大玉でも味がぼやけにくいといわれる。
いばらキッス
Ibara Kiss
茨城県が育成した品種で、名前は県名の「いばら」とキスを掛け合わせたもの。とちおとめとレッドパールを親に持つとされる。甘さと酸味がどちらもはっきりしていて、味が濃い。果肉がしっかりしていて日持ちも比較的良い。
けんたろう
Kentaro
北海道で育成された品種で、道内の主力として栽培されている。本州より旬が遅く、収穫は初夏。大粒でやわらかく果汁が多いぶん傷みやすく、道外にはほとんど出回らない。北海道で夏に食べるいちご、という位置づけの品種。
さちのか
Sachinoka
とよのかとアイベリーを親に持つとされる品種で、長崎県を中心に全国で栽培されている。濃い赤色で、糖度が高く酸味もしっかり。果肉がかたく日持ちが良いため、業務用や加工にもよく使われる。ビタミンCが多めともいわれる。
🌸 北海道・東北
もういっこ、けんたろう、すずあかね
🏔 関東
とちおとめ、とちあいか、スカイベリー、いばらキッス
🌊 東海・北陸
紅ほっぺ、章姫、ゆめのか、きらぴ香
🦌 関西・四国
かおりの、よつぼし、あすかルビー
🌺 九州
あまおう、さがほのか、ひのしずく、淡雪、恋みのり、いちごさん、さちのか